前回、文化放送送信所を訪れたときは門手前まででした。
今回は花見シーズンにあわせて訪問。
更に川口市青木のスキップシティの訪問を兼ねています。
うまく、川口桜まつり開催中で送信所が開放されていました。
今回は前回とは逆の順路すなわち、
西川口駅〜青木(スキップシティ)〜里(旧鳩ヶ谷)〜文化放送 と訪れましたが、
文化放送の送信所敷地内に入れたことがうれしく、先に文化放送送信所のレポート
をアップします。
左 桜と文化放送送信塔。 右 送信塔入り口。
敷地の坂から送信塔。
ここから先は開放時期でないと目にすることができない画像です。
放送局舎前。
更に別角度から。
中継用パラボラと思われます。
どうもフェンスが邪魔になってしまいました。
もうちょいと別の角度でフェンスが入らないよう撮影。
放送塔頂点部。トップローディングは有りません。
こちらも、敷地に入れないとみることができない
塔の根元(給電)部分。
レンガの文化放送局舎の左隣には更に門があって奥に
古い建物が見えます。はじめは文化放送の職員の方でも使っているのかもと思いました。
しかし、送信所訪問から家に帰ってインターネットで文化放送送信所について調べたら
さらに面白い情報がありました。
「ラジオ工房」というホームページによるともともとここにはNHKの送信所があったようです。
「NHK新郷送信所」と言うらしい。
ですからはじめは下の画像みるとお分かりの通り
もともとは違う位置に送信塔が存在していたことになります。
(この写真とっておいてよかった〜普通なら見過ごしてしまいます)
NHK出版「20世紀放送史」によると、愛宕山の1KW放送を経て、
1928年に、埼玉県北足立郡赤井村新郷(川口市赤井)に放送所を建て、10KWで放送。
とある。確かにここで放送していたようだ。31年には第2放送も運用を開始。
33年には大電力放送構想が決まると、川口青木に第一放送、鳩ヶ谷里に第二放送用に
選んだということだ。理由は湿地帯でアース効果がある・冷却用水が得られる
土地が得やすかったということらしい。
36年4月起工、37年12月28日に仮放送、39年5月26日本放送となっている。
と言うことは赤井からの電波は10年ぐらい出ていたということですか。
ここまでは「花より団子」ならぬ「花より送信塔」でしたが、
ここでは桜や景色をお楽しみください
さいごはこの丘から鳩ヶ谷市里(旧NHK第二塔)を望む。
桜まつりのちらし。