山梨の送信所
(坊ケ峯送信所)


04年5月

さて、では坊ケ峯訪問記です。

甲府駅から中道橋経由「御所循環」に乗り込む。

道路混雑で10分遅れのバス到着でした。

昔は藤垈(ふじぬた)行きのバスがあったのですが、

今は走っていない様子。地図で調べたら境川村役場のある南側の道のほかに

西側からも登れそうだ。今回バスで「境川橋」で降りて徒歩です。

 

境川橋から見る坊ケ峯。結構簡単に登れるのかなあと思った。

しかし、甘くなかった。

中央道近辺から望む。

登っていく途中で撮影。(坊ケ峯西側から)

とここまでは良かったのですが、登っていくと道が行き止まりになってしまった。

近辺に登山道を探したが登山道がない。しかし違う方向から何か機械の音がする。

どうやったら向こう側に行けるのか?20分ぐらい無駄にしました。

帰りのバスの時間になってしまうので、とにかく見えるところから撮影しようと

撮影しました。

 

  

順にYBSデジタルアンテナ・NHK・移動無線のアンテナです。

 

両方ともUTYです。

 

YBS送信塔。

そして、山を下る決心をして山を下ると、

いくつか道が分かれていたことを思い出しました

私はここを左に行ってしまいました。一応右にも行ってみよう。

右に行くとまた分かれ道がありひとつは未舗装もう一つは舗装されていました。

舗装された道を行きました。よく考えたら、基幹局だもの、車でも来れるハズと思ったのです。

登っていくと今度はさっきの機械の音がわかりました。業者さんみたいな人が木を切り倒していました

結局、作業されていたのでそこから先は行けないようでした。(作業の邪魔をできない雰囲気)

たぶんあの道が通れていればそのまま山頂に行けていた筈です。

ここまでくればしょうがない。もう帰りのバスをあきらめつつ、先ほどの分岐の

未舗装の道を行きます。ここは農家のブドウ畑みたいで途中行きどまりのようでした。

・・・・しかしその次の瞬間もうひとつ別方向に小さい舗装路発見!恐らく農家の人が使うのでしょう。

その道を行くと境川村役場方向からの道であろうと思われる道(舗装路)にぶつかりました。

その道をたどると坊ケ峯にたどりつきました。

 

放送アンテナのほかに各種無線アンテナがあります。

 

NHK甲府

  

「satocyi.com」というサイトでも坊ケ峯を紹介されていますが、FMFUJIの送信については

不明な点があり私も自分の目で見ようと思ったのですが、

確かに現地にはFMFUJIの送信については触れられていません。

しかし、FMFUJIのOPではハッキリ「坊ケ峯から83.0〜」とアナウンスしますし、

民放の放送年鑑などの資料を見る限りはNHKの所在地看板と一致しているので

NHKのアンテナと共用していることが考えられます。

FMFUJIは1988年に開局したFM局です。既にSTアンテナはG-TVとFMで共用していますので

SGアンテナでE-TVと共用していると考えられるのです。

東京タワーのFM放送はSGアンテナ3波共用(NHK/TFM/J-WAVE)らしいです。

(電気通信振興会 「写真で学ぶアンテナ」より)

STアンテナ3波共用アリなのかなあ?この辺は不明です。お分かりの方情報待っています。

STL用パラボラがNHKのほかに無記のものがあります。FMFUJI用?

 

 

YBS山梨放送

 

 

「satocyi.com」サイトではYBS工事中だったようですがこの工事はデジタルアンテナ工事だったようです。

新しくUHF用アンテナが設置されています。

  

左からデジタル送信用 アナログ塔 アナログ5CHのSTアンテナです。

ちなみに、甲府地区はアナアナ変換がありません。

チャンネル数は少ないし、山により混信が少ないものと考えられます。

甲府地区地上デジタルは2006年以降の開始となっています。

 

UTYテレビ山梨

 

局舎の全景とアンテナ頂上部

確かに南側の電波発射は抑えてあるようです。南は山しかありませんからねえ。

盆地への指向性を強くしているものと考えられます。

塔の中継パラボラ部分。

 

 

 

 

坊ケ峯から甲府盆地を望む。

 

最後は甲府南局・米倉山を望む。

 

結局、帰りのバスに間に合いませんでした。

1本遅れると2時間以上便が有りません。

携帯電話を持たないので公衆電話でタクシーを呼ぶため甲府市南部まで

歩くことになってしまいました。

中道橋から坊ケ峯を望む。

バスが間に合えば、穴山中継局訪問をしたかったのですが、

次回に持ち越しになった。




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