東京 日本無線協会


06年1月
 
この訪問は、05年06月に
無線技士試験を受けに行った後、
東京めぐりをしたときに撮ったものです。
 
放送とは少し離れますが、
放送は無線技術ですので多少は関係があります。
 
無線設備で電波を発射するには無線技士免許が必要です。
その試験を行っているのが日本無線協会。
 
アマチュア無線でもここへ来て試験を受けなければいけません。
 
 
江間忠ビル全景。
 
 
入り口付近です。

自動車免許で例えると、
運転免許証が無線技士免許(正式には無線従事者免許)になります。
基本的には筆記試験です。試験区分によって英語(航空・海上無線など)
とかモールス信号(上級アマチュアなど)の試験があります。
 
そして、車では車検証というのがあります。「車の整備はOKです」というアレです。
それと同じように「技術適合した送信機です」という証明が必要で、
これが無線局免許状です。
 
無線局免許検索で検索できるのはこの無線局免許状です。
 
無線従事者免許と無線局免許状の2つが揃ってはじめて
電波を発射できます。アマチュア局でも業務局(放送局)でも一緒です。
 
放送局の電波を出すには(従事者免許的には)、一級陸上無線技士
に合格しないといけません。
その上で、総務省に放送局開局の申請をします。
 
電波の割り当てがあって、申請が通れば万々歳です。
割り当てが無ければ申請却下もありえます。
このときに、放送局開局の基準の決まりがあります。
(すぐにつぶれてはいけないので、経済的安定しているなど)
 
次に送信機、送信アンテナを準備し、
総務省から試験のための予備免許状を交付してもらいます。
そして総務省の試験で、電波送信上の技術に適合しているとなると、
本免許(無線局免許状)の交付となり、
本放送にこぎつけるわけです。
 
放送局の開局って大変なんですね。
いまは(2006年は)、地上デジタル局の開局ラッシュです。
手続き上は予備免許で試験電波を出している
地方局が多いですね。その後、本免許、本放送となるのです。
 
少し、送信所めぐりの本編と話がずれました。



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